何の変哲もない日々

東京に住み、東京で働く20代半ばに差し掛かった男です。

25歳のファンまで行かない男が「DAVID BOWIE is」に行ってみた

DAVID BOWIE

 

名前は聞いたことがもちろんあるし、顔も出てくる。

けれども、代表曲を答えることはできない。

言い方を良くすれば、「代表曲を知らなくても、名前が出てくる」。

これぞ、まさにスーパースター。

 

彼の作品で唯一知っているのは、映画「戦場のメリークリスマス」だ。

あの映画に出てくる顔の綺麗な、反抗的な捕虜のイメージが彼そのもの。

 

そんな僕でも、去年1月の訃報には驚いたし、なぜだか悲しくなった。

大好きなマイケル・ジャクソンが亡くなった時に似ている。

スーパースターが亡くなる時ほど、現実味がないのに、時代が終わった感じがとてつもなくする。

亡くなったあとに、初めて彼のCDを聴いた。今日にいたるまでの、デビッドボウイとのつながりはこのくらいだ。

 

そんな僕が、天王洲アイルで行われている「DAVID BOWIE is」に行ってきた。

davidbowieis.jp

 

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スムーズに当日券を買うことが出来たが、土曜の昼下がりということもあり

入場列は少し並び、展示ブースの前にはたくさんの人がいた。

 

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展示会場では、まず音声ガイドが無料で配られる。

自分で操作するのは音量のみで、あとは自動で展示コーナーに合わせて

解説や音楽が流れる仕組みである。

 

会場内には、彼の生い立ちからキャリアにいたるまでの

様々なアイテムが展示されている。よくもここまで展示したと思うくらい。

※コカイン中毒時期に使用していた、「コカインスプーン」まであった。

 

特に、彼の個性的な衣装には何度も脚が止まって、見入ってしまう。

個性的な衣装がずらりと並んでいるが、中でも山本寛斎がデザインした漢字が入った衣装が目に入った。よくよく見ると、その感じはすべて「デビッドボウイ」と読めるように当て字になっている。一歩間違えれば、暴走族の「夜露死苦」に匹敵するダサさになりかねないと思うが、それすら着こなすデビッドボウイ。

 

ダークなスーツから、トリッキーなジャンプスーツ、カジュアルなブラックデニムを合わせた衣装まで様々。性別も超えた、宇宙を感じさせる。

 

親日家という彼のコレクションの中には、小さな琴などもあり

彼の作品の中には、少なからず日本の影響があったのだろうとうかがえる。

 

この展示会は、彼の「音楽」も上手に展示している。

実際にライブなどを体験したことはないが、まるで彼がそこにいるように感じながら

音楽を楽しむことができる。

 

全体を観るのに、なんだかんだ2時間程度かかったが、

正直言うと、もっとじっくりと見たかった。もう一度行きたくなる。

彼のことをもっと知った上で、この展示会に脚を運べたら、さらに貴重な空間を味わえる気がした。

 

この展示を見る前から、彼に対して 感じていた「宇宙」。

今回の展示を見て、少し納得したような気がした。

 

少しでも、同じ時代を生きていたのに

過去の彼を少し知るばかりで、今の彼を感じなかったことを今更後悔させられている。

きっと、そんなことを思っている20代の人は多いのではないだろうか。

 

でも、遅すぎることはない。

 

展覧会のタイトル「DAVID BOWIE is」の先は、各々が考えることができるが

僕にとっては「DAVID BOWIE is here」だ。

 

それだけ彼を身近に感じることが出来る素敵な空間だった。

 

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最後に、様々な衣装をみるなかで、どこかにSMAPと同じようなものを感じた。

【We are SMAP】の赤い衣装に通ずるアイデアや、宇宙などのテーマは

もしかしデビッドボウイから来ているのかもしれない。

SMAP×David Bowie も見てみたかったな。

 

 

デヴィッド・ボウイ・イズ 復刻版 (SPACE SHOWER BOOKs)

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